リビングリフォームでの壁紙の選び方②
前回に続き、リビングリフォームでの壁紙の選び方についてご紹介します。
柄のある壁紙でアクセントクロスや腰壁にしてまとまり感を演出する
模様や柄が入っている壁紙を使用する場合は、
壁や天井まで同じ壁紙を使用してしまうとバランスが悪くなる場合があります。
このような場合には、壁の一面だけを貼り替えたり、腰壁部分にのみ利用したりすることでバランスを整えることが可能です。
また、組み合わせる壁紙の傾向については、柄物の壁紙と同系列の色を組み合わせるとよりバランスが良くなりますよ。
その他にも、アクセントクロスとして壁の一部分だけに派手な柄の壁紙を使用するのもおすすめです!
壁紙の一部におしゃれな壁紙を使用することで、デザインが引き締まりますし、
視覚的な空白をなくし、物寂しさを抑えることが可能でしょう。
費用面でも、おしゃれなハイグレード製品とシンプルで安価な壁紙を組み合わせることで、
費用を抑えつつ高級感を演出できる点が特徴となります。
リビングの快適さを重視する場合は機能性壁紙
ペットを飼われている場合や、小さなお子様がいらっしゃる場合には、高機能壁紙がおすすめとなります。
高機能壁紙とは、防傷、消臭、防汚などの機能が追加されている壁紙のことで、
ペット用のハイグレードな製品の場合は、猫が壁紙で爪をとごうとしてもあまり傷みません!
また、消臭機能付きのものはアンモニア臭などのペット由来の悪臭を吸着して分解する働きがあるため、
空気清浄機と組み合わせることでより臭いを抑えることができますよ。
防汚機能付きの製品は、クレヨンなどで落書きをしても水拭きで簡単に落とすことができる製品や、
シールを貼り付けても簡単に剥がすことができる製品などがあるため、小さなお子様がイタズラをしても安心ですね。
他にも、フェルトなどの原料を用いることで音の伝わりを抑える防音壁紙も用意されており、
騒音を少しでも抑えたいという方はこのようなタイプの製品を使用することがおすすめです。
色の基本について
一般的にインテリアカラーの基礎となる床や壁に使われる色はベースカラーと呼ばれています。
壁に色をつけるということは、ベースカラーの割合が減ってしまうため、
選ぶ色によっては、狭く見えたり圧迫感を感じてしまう場合もあります。
日本の住宅のベースカラーにホワイト系が多いのは、
比較的狭い部屋の場合でも、明るくて広々とした開放感のある印象にするためです。
しかし、白以外の色が良いという場合に知っておくと良いのが色の特性となります。
▶︎暖かく見える色と冷たく見える色
これは、暖色と寒色となります。
特に、この2つを選ぶ場合には、日当たりの良さとの関係を考える必要があります!
日当たりの悪い北向きの部屋にブルー系の壁紙を張ると寒々しい雰囲気になり、
日当たりの良い南向きのリビングにはっきりとしたオレンジの壁紙を張ることで、
真夏に暑苦しく感じてしまう場合もあります。
どうしても、これらの色を使用したい場合は、
ラグやクッションに別の色を使い、暑さ、寒さを緩和するという方法もありますよ。
▶︎狭く見える色と広く見える色
白は最も部屋を広く見せ、黒は最も狭く見せる色となります。
これ以外の色を使う場合には、暖色系は『進出色』、寒色系は『後退色』となります。
同じ壁でも、暖色の壁色は手前に迫って見え、寒色の壁色は後ろに下がって見えるのです。
つまり、狭い空間の場合は、暖色よりも寒色を選んだ方が、広く感じやすくなります。
▶︎重く見える色と軽く見える色
こちらも、『狭い』『広い』と同じです!
白は最も軽く、黒は最も重く感じる色となります。
重厚感を出したい場合には、同じ色でも黒を混ぜたような色を使用し、
開放感を出したい場合には、白を混ぜた色味を選ぶと効果的となりますよ。
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