廊下リフォームのポイントについて
部屋と部屋をつなぐ『廊下』は、一日に何度も人が行き来します。
そのため、使用頻度が高く、老朽化のスピードが速い部分となります。
廊下をリフォームする際に、ただ床材と壁紙を替えるだけではなく、
もうひと工夫加えることで普段の生活をぐっと快適にすることができますよ。
今回は、廊下をリフォームする際のポイントについてご紹介します。
▶︎廊下の持つ役割
一般的に廊下は『通路』として捉えられていますが、
実はそれ以外にも廊下には次に挙げるような役割があるのです。
温度調整の役割
廊下を通って部屋を移動する際に、入った部屋との温度差を感じる方も多いのではないでしょうか。
廊下の空間は使用している部屋と使用していない部屋の温度差の緩衝エリアとしての役割を果たしています!
音の調整の役割
リビングでの会話やテレビの音がすべての部屋に筒抜けになってまう時に、
静かな環境が必要な寝室まで生活音が届かないように、廊下には音の調整をする効果があります!
ニオイを遮る役割
キッチンのニオイが家中に広がらないようにする効果も廊下にはあります!
キッチンを広くするために廊下を短くすることで、
ニオイが強く感じられるという場合もあるので注意しましょう。
▶︎廊下リフォームのタイミング
老朽化が進むとリフォームの工事範囲が大きくなり、
それだけ大幅な出費が発生してしまうことも考えられます。
定期的に床下の点検を行っている場合は早期発見が可能ですが、
多くの住宅では定期点検を行っていない場合が多いでしょう。
廊下を歩くときに『床がたわむ』と感じたときや、
以前はなかった『床鳴り』が発生した際は、廊下リフォームを行うべきタイミングだと言えます!
また、住まいのバリアフリー化を検討する際には廊下のリフォームを含めて計画することが重要となります。
▶︎収納スペースを増やす
家族構成の変化にともなって収納スペースが足りなくなっているという方は、
廊下をリフォームするタイミングで収納スペースを増やすことも可能です。
天井裏や床下に収納を増やす
廊下の天井裏スペースとして確保し、折り畳みのスライド式はしごを取り付けることで、
必要なときだけ使用できて人目につかない便利な収納になります!
キッチンなどでよく使われる手法ですが、床下を活用することも可能です。
段差を作らないようにすること、断熱性の高い素材を使うことがポイントです。
廊下の壁を利用して壁面収納を増やす
廊下の壁に厚みがある場合は、埋め込みタイプの壁面収納を設置して、
収納スペースを増やすことも可能となります。
必要に応じて扉付きの収納にすることで、見た目もスッキリさせることができますよ。
▶︎廊下をリフォームでバリアフリー化するポイント
廊下のリフォームを検討する際に、
将来を考えて『バリアフリー化』を検討してみてはいかがでしょうか。
バリアフリー化のポイントについてご紹介します。
廊下の段差解消
小さな段差が思わぬ怪我の原因となるため、
廊下内や廊下と部屋の段差解消はバリアフリー化の必須項目となります。
手すりの設置
バリアフリー化には、廊下の利用が楽になる手すりの設置も必要となります。
手すりを設置すると廊下の幅が思ったより狭くなり、家具の移動が困難になる場合も考えられるため、
しっかりとリフォーム業者と打ち合わせを行うことが大切です。
床材の変更
滑らない材質で、すり足で歩行した場合でも引っ掛かりが強くないもの、
さらに万一転倒した場合でも安心なクッション性の高い床材が理想的となります。
断熱処理
断熱リフォームを行うことで、部屋と廊下の温度差を抑えることができます。
また、ヒートショック対策に繋がります!
照明の増設
通路として利用される廊下は、他の部屋と比べると照明の明るさが抑えられている傾向にあります!
上部の照明を明るくする方法では、足元の影が濃くなってしまい効果的な視認性の向上には繋がらないため、
足下灯の設置を行うのが効果的ですよ。
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